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高額買取切手を徹底解説!「竜文切手」とは?

2024.11.05

高額買取切手を徹底解説!「竜文切手」とは?

日本初の切手「竜文切手」、初めて発行された切手ということと、とても古く現存する切手が少ないことから、高額取引されています。
一生で1度、実物にお目にかかれるかどうかな程貴重な「竜文切手」について、徹底解説いたします。

竜文(りゅうもん)切手はどんな切手?

「竜文切手」は、日本の郵便制度が創業された1871年(明治4年)4月20日に発行された日本最初の切手です。
印刷は薄手の和紙で切手の目打(切り離しやすいように開いた穴)も裏糊もなく、手彫切手で唯一の2色刷りであり、
大きさは19.5mm四方の正方形で日本で発行された切手の中で最も小さいものとなります。
切手の図柄は、銅版彫刻師の松田緑山によって手掛けられました。
雷紋と七宝の輪郭文様の中に、向かい合った竜が描かれていることと額面の単位が「文」であったため竜文切手と名付けられました。

また当時の日本には原版を複製する技術がなく、手作業によるエッチングによって製造されており、
この製法により作られた切手を、切手収集家は「手彫切手」と呼称しています。

この「竜文切手」は現在、国立印刷局の「お札と切手の博物館」
https://www.npb.go.jp/museum/index.htmlで見ることができます。

竜文切手の種類は?

竜文切手の種類は、4種類あります。
いずれの種類もデザインは変わりませんが、額面の違いと切手の色によって分けられています。
4種類ある理由は、距離及び重量によって変動する料金体系であったため、4種類必要でした。

・銭48文切手
額面が48文で色は茶色となっています。

48文という端数額面である理由は、江戸期に100文以上の勘定を九六勘定とする習慣があり、
100文の半額という意味がありました。
100文以上について行われ、100文切手は96文、200文切手は192文、500文切手は480文で買う事ができたのに対し
48文切手については額面を50文にしてしまうと50文支払うことになってしまうことに対しての措置と思われています。

・銭100文切手
額面が100文で色は青色となっています。

・銭200文切手
額面が200文で色は赤色となっています。

・銭500文切手
額面が500文で色は緑色となっています。

竜文切手はなぜ高価取引されるの?

日本初の切手で市場に出回った期間が短いこともあり、現存数が極端に少ないため、状態によらずとても希少であるためです。
すべて手作業で作られている為、1枚1枚に差異があり、印刷のバランスや不備の有無などによって価格が大きく変動します。
価値が高いものは、切手の4辺すべてに十分な余白があり、バランスが均整で美しいなものとなっています。

古い切手を高く買い取ってもらうには

古い切手を高く買い取ってもらうには、以下2つのポイントを押さえましょう。

● 買取相場を調べておく
● カテゴリごとに分ける

買取相場を調べておく

事前にインターネットなどで古い切手の相場を調べておけば、コレクター価値のある切手を安く買い取られてしまうことがありません。
いくつかの業者に査定をお願いして、相場と同じくらいか高い金額を提示してくれたところに任せるのもいいでしょう。

カテゴリごとに分ける

一部のシリーズ切手では切手のシリーズが揃っていると買取価格が上がる場合があります、シリーズすべてがそろっているとで高額に買ってもらうことができます。
シリーズ切手はシートの端にシリーズ名が載っていますので、事前に分別しておきましょう。

切手の買取はチケッティで!

今回は、「竜文切手」について解説いたしました。
チケッティでは、コレクター価値のある切手の付加価値をつけてのお買取りはしておりません。すべて切手の額面を基準に査定しております。
今回のコラムにあるコレクター価値のある切手は、お送りいただく前に分けておいてくださいね。
それ以外の切手はすべてチケッティでお買取りしております!
お買取りできる条件はただ1つ!「今でも国内で切手として使えるもの」であること。
切手自体に破損が無ければ、1枚からでもお買取り可能です!

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